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修理について
【修理について】
・扇面は紙・布ですので、ご使用により消耗します。ヘリ紙の部分が白く剥げていたり、裂けている場合などを含め、経年変化の修理は一切お受けできません。
・扇を束ねている軸=要(かなめ)が使用により緩んで外れた場合のみ要の交換が可能ですが、親骨の外れ、中骨の折れ、割れ、扇面の剥がれ、破れは修理ができません。お取り扱いには十分にご注意ください。
【修理ができない理由】
・扇子は扇面を貼り付けた扇骨を重ね合わせて中心の要で束ねていますが、通常、要は外れないように打ち込んであるため、骨が折れたり割れたりして交換ようとする場合でも、この要を外すことは容易ではなく、無理に外すと親骨を傷つけてしまいます。
また、保赤軒が主にご提供する布扇子は、扇面の生地の厚みに合わせて扇骨の厚みがそれぞれ異なるため、一種類の扇子を生産する場合は、一時に扇面とそれにマッチした扇骨を同数量だけ大量に生産して価格をお求めやすくしています。そのため、扇面と扇骨には予備がありませんので、もし扇面が破れたり、扇骨が折れたりした場合は交換用のパーツがありません。
仮に一点だけ交換用のパーツを生産するためには、竹から切り出した骨の油分を落とし、削り、染めて干すなどのすべての工程を、量産ラインを止めて作らなければならないため、同じ商品を新たに購入するよりも遥かに高額になってしまうためお受けしていません。
【修理ができない具体例】
・他社の扇子の修理はできません。
・要の交換、総骨扇子の糸掛け以外の修理はできません。
・袋、房、箱、しおりなどはお預かりできません。
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